【ビジネス英語プレゼン本】まとめ
ビジネスで英語によるプレゼンテーションをする必要があるあなたにおすすめの本を紹介します。
1.プレゼンビジネス英単語・フレーズが満載の本
こんな人におすすめ!
- プレゼンテーションで使用する英単語・フレーズ・言い回しを知りたい方
- 英語によるプレゼンテーションをすることになったが、何から手をつけたらよいかわからない方
- ビジネス現場で英語によるプレゼンテーションをする方
ポイント
- ビジネス英語プレゼンテーションで必要な単語、フレーズが簡潔にわかりやすく網羅されています。
- 一般的なプレゼンテーションの流れが説明されており、それを参考にプレゼンテーションのストーリーを組み立てることができます。
- 効果的で基本的なスライドについても説明があります。スライドに何をどう記載すべきかという基本的なスライド作成時のコツが学べます。
英語プレゼンハンドブックは、とにかく、プレゼンテーションの最初から最後まで必要であろうフレーズがきっちり網羅されています。ハンドブックサイズですが、これ一冊で9割賄えるくらいの情報量があります。
初級者、中級者の英語学習者でかつプレゼンテーションの機会がある方は、辞書代わりに単語や言い回しを調べて応用する、という使い方ができます。また一般的なプレゼンテーションの流れ(導入~本論~結論)に沿って多数のフレーズが紹介されており、その構成をマネしてストーリーを組み立てることで、論理的でわかりやすいプレゼンテーションの骨格が作れるようになります。
手元に置いておきたい一冊です。
より詳しいレビューを知りたい場合は、以下の記事をご参考ください。
2.理科系のための実践英語プレゼンテーション
こんな人におすすめ!
- 研究者・技術職・製造業に努めている営業、資材調達、マーケティング担当者
- ビジネスで英語プレゼンテーションをする英語中級レベルの方
- 具体的なプレゼンテーション例からヒントを得たい方
ポイント
- 研究者だけではなく、モノづくりに関わるビジネスでも役に立つ英単語・フレーズが満載です。
- フレーズの背景の説明があり、深い知識を得られます。
- 質疑応答のときの実践的なテクニックの紹介があります。
「理科系のための実践英語プレゼンテーション」は、国際会議でのプレゼンを想定した本ですが、研究者だけではなく、製造業などビジネスでも役に立つ情報が満載です。
研究者の発表時のプレゼンテーションを実例としているだけあって、技術的なプレゼンテーション内容となっています。突っ込んだ技術的な内容を盛り込んだプレゼンテーションをする必要のあるモノづくり関係者にとっても応用できる単語・フレーズが多数紹介されています。
また、本書の良いところは、プレゼンテーションでなぜそのフレーズが選ばれるのかという理由を知ることができる点です。主に米国にてどのようなニュアンスがあるのかといった深い説明があります。
質疑応答は英語が不十分だと嫌なものですが、その中でも、質問に答えられないときの切り抜け方の具体例があり、そのまま覚えて応用できるようにしたいフレーズが紹介されています。
プレゼンテーション前に、よりよい準備ができるようになるでしょう。
3.スライド作成のデザインを考えるなら
言葉と絵のバイリンガルになろう
絵を一つの言語として捉える必要のあるくらい、奥の深いものだと学ばせてくれます。
こんな人におすすめ!
- プレゼンテーションの資料作成の仕方に悩んでいる方
- なんかうまくスライドが作成できないという方
- デザインの原則から応用したいという方
「なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉」はプレゼンテーションの資料作成の本ではありません。
しかし、デザインの 原則を教えてくれるので、文字を生み出す全ての人に関係があります。
伝わるように資料を作成するにはどうしたらよいのかという視点はスライド作成時に最も要求されるものであり、この本はそこをどの角度から考えたらよいか教えてくれます。
一つの言語を習得するように、デザインの全てを習得するにはかなり時間がかかると思われます。
しかし、確かな知識を身に着けて、小手先だけではない奥深くまで計算された伝えるための資料を作成できれば、それは長期的な財産となります。
一つ一つを学び取り入れて、デザインという言語の「Hello」から始めてみるよいきっかけなります。
言語学習と同じで、ある特定の分野に絞って覚えて使用していくと言語習得ペースが速まるように、自分の行うプレゼンテーションを意識しながら読むと、視点が明確になり、どう応用できるか、具体的に取り入れることができます。
4.英語スライドの見本を参考にするなら
こんな人におすすめ!
- 英語のプレゼンテーションをする
- 冴えないプレゼンテーションスライドを改善したい
- デザイナーではない
「シンプルでよく効く資料作成の原則 - コンテンツとデザインからプレゼンを変える-」は、デザインに深く影響を及ぼすプレゼンテーションの内容自体を4つ原則に従って見直してから、スライドデザインの4原則に進むよう勧められています。
至極まっとうな意見であり、簡潔な説明とたくさんの例題が参考になります。
また、例題のスライドは英語スライドです。
5.プレゼン内容をより洗練させるなら
こんな人におすすめ!
- プレゼンテーションの準備がなんとなくしかわからない
- 読ませるスライドを作成している
- プレゼンテーション中の話し方で意識するポイントがわからない
英語に関係する本ではありません。
全てのプレゼンターが押さえておきたいポイントが書かれています。
スライドが上手でも、言ってる意味がわからなかったら、大変悲惨なことになります。
「図解&事例で学ぶプレゼンの教科書」は、プレゼンテーションの最初から最後までの改善すべき「コツ」だけを抽出して簡潔に書かれている本です。
さらっと読めてしまうため、プレゼン本番までに何度か読み返すことで、よりよい効果を得られるでしょう。